巷にブラック企業という言葉が氾濫していますが、ブラックホール社員という言葉もあるようです。
今回は、その話ではないですが、企業も労働者も契約内容は守りましょうというお話。
日本は契約社会ではないので、会社に入るといっても、特に契約書なんか交わさないことが多いようです。代わりに誓約書などにサインをし、その誓約書には「当社の就業規則を順守し・・・」などと書かれているようです。
つまり、就業規則を守るということを約束し、その就業規則に就業時刻や賃金や退職や解雇など、さまざまなことが決められています。
そして、労働者も会社も就業規則に書かれていることは守る必要があります。
最近は、会社が就業規則を無視したり、あるいは作成していなかったりして労働者に無理な就業条件を押し付けるということもありますが、その反対もあります。
会社が労働者が集まらないので、就業規則の記載より労働者に有利な条件で雇うことを約束した場合など、その約束は生きてきます(たとえ口約束でも)。
ところが、雇われて後にもっと有利な条件を提示してくる労働者もいるようです。
会社としても、辞められたくないとなれば、その条件を呑むということもあるでしょうが、無理な場合もあります。
他の労働者とのバランスや、経済的なものなど。
無理を言ってくる労働者には、きっぱりと契約を続けることはできませんと言いましょう。
労働契約も契約は契約。呑めない契約は解除するべきです。
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ミッドナイトしんや (日曜日, 19 1月 2014 20:18)
9行目修行になっとりますぞ!
ポン太社労士 (日曜日, 19 1月 2014 22:21)
ミッドナイトしんやさん、ありがとうございます。
直しました!!<m(__)m>