昨日今朝と、イヴァンカ・トランプ大統領補佐官が来日していることで、テレビはその報道が圧倒的に多くなっているみたいです。
ところで、大統領補佐官ってなんでしょうか?
アメリカの大統領制って、大統領個人が行政の全権力を握っています。
そして、閣僚も大統領が指名し、上院の承認を経て役につくことになります。
大統領補佐官にも上院の承認が必要なのかは知りませんが。
とにかく、ある日大統領から補佐官を頼むと言われれば、それまでただの一般人であっても、その日から大統領の権力の一部を担うことになり、政治権力の中枢に入ることになるのです。
確かに、日本でも閣僚の半数未満であれば、民間人から大臣を選ぶことも可能ですが、あっても1人か2人。めったにないことです。
それが、アメリカでは議会に席を置いていると行政府には入れないという仕組みで、日本とは全く違います。
隣の芝生は青く見えるという言葉がありますが、日本の馴れ合いみたいな議院内閣制より、アメリカの厳格な三権分立がうらやましくも感じます。
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