昨日は「認知症治療に関する治療方法」について、長年認知症治療に携わっている大学院教授の講演を聞いてきました。
目からうろこが落ちる・・・」といったところでしょうか。
認知症って、記憶障害とは別物。
認知症は脳の病気ではない。
昔は痴呆とか言われていて、良く分からんが、頭がおかしくなったというので放置されていたんですが、最近は認知症と言う。
それはともかく、認知症を直した事例を次々と紹介してくれた講演。
ビックリ・・・
認知症を治す方法。
1.水分の補給(1日1500ml)
認知症は体何の水分量が減ることで、意識レベルが下がることが原因だとか。
2.適度な運動
とにかく歩くこと。
あるいは、リハビリ専用のトレーニングマシーンの方が雨の日もできるし、好ましい。
3.栄養のしっかり取る。
認知症になると、どうしても食が細くなるので、しっかり食べさせる。
4.便秘を無くす。
言うまでもありません。
5.社会的交流
老人会でも、デイサービスで仲間との交流でもなんでも良いそうです。
これも納得できるでしょう。
こうやって見ると、一番の水分の補給以外は、ごく当たり前に考えられること。
つまり、水分の補給こそがびっくりするポイントです。
食事からとれる水分は1日1000ml、1日に必要摂取水分量は2500mlなので、1500mlは水やお茶などで飲まないといけないわけです。
歳を取ると、トイレも近くなり、水分摂取を控えがちになります。
つまり、体内水分量の減少が認知症の大きな原因のひとつだとすると、納得いくわけですね。
この理論の創始者は国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁先生です。
事例の説明でほとんど時間が過ぎてしまい、理論の方は30分程度しか話されませんでしたが、本当は6時間ほど聞きたかったほどです。
日本の医療、やはり何かおかしい。
竹内先生も言っていましたが、日本医師会がものすごく、この理論に反対をするというか、じゃまをするそうです。
宮崎県の小林市などは、市を上げて取り組みをしており、認知症の改善に大きく成果を上げているとのこと。
治るんですよ、認知症は!!
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