昨夜はサムライ交流会も新年最初の全体会と新年会でした。
議題は会則の制定承認とか、ワンストップ相談会とかで、時間が余ってしょうがないという予想でしたが・・・・
なんと、予想に反し、会則のところでかなり時間を取り・・・19時半には終わる・・・というか、何とか19時半まで持たさないと、新年会の予定時刻まで時間が余ってしまうのではないかという構えでいたのですが・・・
結果は、19時45分程度までかかり、何事も予想通りに行くわけではないとしみじみ思ったわけです。
そして、新年会。
料理は美味しかったですが、話で出てきたことが結構面白かった。
同じテーブルに着いた弁護士さんを中心に話題が盛り上がったのですが・・・・
今の弁護士の数が多いとか、アメリカの弁護士に比べて日本の弁護士数が少ないので弁護士数を増やそうという話が、そもそもおかしいとか・・・
司法試験の予備試験は司法試験に合格するより難しいとか、司法試験のこと、法科大学院のこと、ウンヌンクンヌン・・・
その話題の中から一つ。
弁護士の数が少ないのか多いのかについて・・・
日本の弁護士とアメリカの弁護士って、そもそも仕事の範疇が違うということが抜けてると思うんです。
日本の弁護士って、一部では企業法務とか、M&Aなど、法廷に立たない弁護士もいるようですが、多くは法廷での訴訟を基本業務においています。
そして、法律に関わる士業が弁護士以外にも司法書士、税理士、社労士、等々・・・いっぱいいるわけで。
一方、欧州では、法廷弁護士(Barrister)と事務弁護士(Solicitor)と分かれており、アメリカではその区別なく弁護士(Attorney)と言うそうです。
では、 Lawyer は一体何者なのかというと、こちらは法律に関わる人全般のことを指す口語で、どの職務の弁護士にも、そして検事(prosecutor)などにも使うそうです。
これはびっくりですね。
ちなみに、社会保険労務士の英語表記は
Labor and Social Security Attorney
つまり、アメリカでは弁護士ということになるんですね。
弁護士にされても困るのではありますが!
日本の弁護士数は4万人弱。
社会保険労務士は4万にちょっと。
弁護士の数は多いのでしょうね~!
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