今日も平成30年度のキャリアアプ助成金の変更点を!
諸手当制度共通化コースの変更点です。
諸手当制度共通化コースは、正規社員と非正規社員の諸手当(役職手当、精皆勤手当、家族手当、住宅手当等11項目)を共通にして、適用した場合に助成される制度です。
今まで1事業所1回のみ38万円(生産性向上が
認められれば48万円)・・・(中小企業)の場合でした。
諸手当を1つ以上の共通化すればいいのですが、
2つでも3つでも金額は変わらず、また適用する非正規労働者の数が何人いても金額は変わりません。
平成30年度からは、
①上限を20人までとして、2人以上の適用について、2人目から1人あたり1万5千円の加算(中小企業)があります。
②共通化する諸手当の数が2つ以上になれば、その諸手当ひとつあたり16万円の加算(中小企業)があります。
諸手当と言っても、賞与や時間外労働手当、深夜・休日労働手当も対象となっています。
賞与は6か月分相当として5万円以上、時間外、深夜、休日労働手当は割増率を法定割合の下限に5%以上加算する必要があります。
それ以外の手当も、最低額は1か月分相当として3千円です。
制度を適用する前の就業規則と適用した後の就業規則が必要なので、現に就業規則の無いところは難しいかと思います。
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