今年の政治の大課題は、ずばり「働き方改革」。
今夜は、そんな働き方改革についての番組があったので見ていました。
同一労働同一賃金・・・
同じ仕事に対して同じ賃金を払う。
同一価値労働同一賃金・・・
同じ仕事ではなくても、仕事の価値が同じとみなすことができれば同じ賃金を払う。
似て非なるものですね。
ちなみに日本の給与体系は、能力に着目する「職能資格賃金制度」
同じ仕事をしていても、経験年数が長くなると能力が上がったとして、より高い賃金が払われます。
いわゆる定期昇給があるという仕組みです。
ここは議論の余地はあると思うのですが、私は、毎年の定期昇給があるというのは、同一労働同一賃金とは相容れない理念だと思うのです。
だって、同じ仕事をしても賃金が上がるんですから・・・
私はね、・・・・
役割給を採用するのが一番シンプルで良いと思うんです。
介護職員のキャリアアップの仕組みを見ていて思ったんですけどね。
例えば、
1.介護職一般・・・・○○万円~○○万円
2.介護職主任・・・・○○万円~○○万円
3.介護職管理者・・・○○万円~○○万円
4.看護職・・・○○万円~○○万円
5.生活相談員・・・○○万円~○○万円
6.施設長・・・○○万円~○○万円
これでも良いですよ。
1.一般社員・・・・○○万円~○○万円
2.主任クラス・・・・○○万円~○○万円
3.係長クラス・・・○○万円~○○万円
4.課長クラス・・・○○万円~○○万円
5.部長クラス・・・○○万円~○○万円
6.本部長クラス・・・○○万円~○○万円
各クラスの幅は、評価の結果で決まるんです。
毎年の評価で、評価が悪いと翌年は悪い賃金となり、評価が良いと翌年の賃金は良くなる。
ただし、その枠の中でしか変動しません。
上がることもあれば下がることもある。
どうですか?シンプルでしょう?
これで良いんだと思うんですよ。
同一ポスト同一賃金といったところです!!
コメントをお書きください