介護職員の処遇改善加算。
今月が計画の提出月です。
介護職といえば、給料が安くて安くて・・・というイメージがありますよね。
もちろん実態もそのとおり。
そこで、この介護職員の処遇改善加算というのが、出来ました。
介護サービスによって、また加算のランクによって違いますが、介護報酬の○%を介護保険から出しますというものです。
たとえば、介護報酬の5%が処遇改善加算としてでるとすると・・・・・
介護報酬が仮に5000万円(年額です)としましょう。
5000万円の5%は?
はい、250万円です。
この250万円が加算額となります。
つまり、介護報酬の額が5250万円となり、その90%を介護保険から、10%を利用者さんから頂くということになります。
もちろん、ただ下さいと言っても貰えません。
処遇改善加算には加算Ⅰから加算Ⅴまであって、最も加算率の大きいのが加算Ⅰです。
そして、加算Ⅰを取るためには・・・
キャリアパス要件Ⅰ
キャリアパス要件Ⅱ
キャリアパス要件Ⅲ
職場環境要件の全てを満たす必要があります。
何じゃそりゃ~~~ってことですよね!
キャリアパス要件Ⅰ・・・職位・職責・職務内容等に応じた任用要件と賃金体系を整備すること
キャリアパス要件Ⅱ・・・資質向上のための計画を策定して、研修の実施または研修の機会を確保すること
キャリアパス要件Ⅲ・・・経験もしくは資格等に応じて昇給する仕組みまたは一定の基準に基づき定期に昇給を判定する仕組みを設けること
これは社労士の得意とする、賃金制度、評価制度の分野ですね。
ただ、賃金の集計とかは結構骨が折れます。
少人数で、介護施設の種類が1つか二つ程度のところなら、比較的取り組みやすいと思います。
頭をフルに使ったときは、甘いものが食べたくなります。
例えばこれ・・・
チェコのチョコレートだそうです。
実に美味しい・・・!!
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