今では当たり前の行動ですが。約40年前、私が10歳の頃、お茶を自動販売機で買うとは考えもしませんでした。
お茶なんて、葉っぱでしか売っていなかったし、自販機では売っていませんでした。
それがいつの頃からか(たぶん約30年前)・・・缶入りのお茶(おそらくウーロン茶)が自販機で売られるようになりました。
でも、それは冷蔵のみ。
ホットのお茶はまだ後です。・・・たぶん!
いや、缶の場合はホットもすぐに出たのかもしれません。
そしてしばらくするとPETボトル入りのお茶製品が出てくるようになりました。
たかがお茶なのに、ものすごく時間がかかっているように思えますよね。
たかがお茶。
炭酸飲料や果汁飲料に比べると、実に単純なものに見えます。
でも、缶やPETボトルに入れて、長期間保存の利くようにするためには、さまざまな問題をクリアしないといけないんです。
例えば、腐敗の原因は細菌やカビ・酵母が繁殖するから起こるわけですが、炭酸飲料や果汁飲料はpHが低い(3~4)ので、細菌は繁殖を妨げられます。
カビ・酵母は100℃未満の殺菌温度でほぼ瞬間的に死滅させることができるので、比較的楽です。
ところが、お茶はpHが高い(5~7)ので、細菌の中でも毒素を作るボツリヌス菌などが増殖する可能性があり、それを死滅させるために130℃から140℃の超高温の殺菌技術が必要になります。
缶の場合は、中身のお茶は100℃未満で殺菌し、缶に詰めた後、缶ごと高温高圧で130℃前後で15分程度?で殺菌します。
ところが、PETボトルはそんな高温には耐えられませんので、別のやり方をします。
緑茶のように抗菌性(カテキン等)のある飲み物は140℃程度で中身を殺菌したあと85℃程度まで冷却してボトルに詰めます。
もうひとつの方法は、140℃程度に中身を殺菌したあと常温まで冷却し、ボトルとキャップを薬品で殺菌したものに無菌室内で充填します。
この方法は麦茶などの抗菌性物質(カテキン等)の少ないお茶でも安心して飲めます。
このように、たかがお茶でも、大変な技術が使われていることが分かります。
えっと、なんでこんな話を書いているのか分からなくなったので、この辺で・・・笑
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