介護職員の処遇改善加算。
計画の提出は今月なんで、介護職員の給与を集計したり、介護報酬を集計したりして、ハードな数日を過ごしています。
介護保険の加算制度には色々あるのですが、処遇改善加算だけは、少し変わっています。
通常の加算は、介護保険のポイントが増え、介護報酬が多くなるというもので、そのこと自体は処遇改善加算と同じなのですが、他の加算は何に使っても自由ですが、処遇改善加算の介護報酬は、全額以上を介護職員の給与や賞与に回さないといいけないというものです。
使い道が給与や賞与に限定され、しかも介護職員だけということで、対象も限定されています。
看護師や、生活相談員、管理者等々・・・決して給与は高くないし、例えば、介護施設の看護師は病院の看護師と違い、給与も安いもんです。
そのせいで、看護師の募集にはどこも苦労します。
だから、看護師さんにも処遇改善加算を・・・・と言いたいけど、そうすると介護職に回る金額が減るわけで!
なにせ、職員が何人いようが、介護報酬の○%が加算額と決まっているでので、分け前が減るわけです。
人数要件があるので、利用者数を増やそうとすれば、必然的に人を増やすことになるという、経営努力の余地は少ない業種。
利益を多くするためには人件費を削るしかないので、介護は安月給というのが定着しているのだと思います。
もうちょっと上手い処遇改善の道は無いものかと思うんですが・・・・もちろん、簡単には思いつきません!
そういえば、今朝は地震でさめてしまったわけですが、昨日の朝は不気味な雲。
さて、この二つに関連はあるのでしょうか?
それは分かりませんが、朝の3時半に起こされるのはちょっと辛いかな・・・
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