中央官庁の、俗にいうキャリア官僚。
大変優秀な人物だということですが・・・・
はい、大変優秀です。
国家公務員1種試験(現在は国家公務員総合職試験)は日本の国家試験の中でも最難関の試験であり、その合格率は5~6%。
受験資格は特にないとはいえ、実際に受験するのは大学生や大学院生であり、しかも、旧帝国大学(東京大学や京都大学等)の学生や大学院生が受験生の大半であり、合格者も、自然とそのあたりの大学生・大学院生です。
その中でも、行政職で合格するのは特に難しく、おそらく最も難しい国家試験ではないでしょうか?
行政職は5000人が受けて50人が合格するといった最難関。
旧帝大の入学試験の偏差値で70以上もあるような受験生の、さらに一部しか合格できないようなウルトラスーパー級の試験という感じです。
こうして中央官庁のエリート(いわゆるキャリア)が誕生するのですが、このキャリアたちがどれほど頭が良いのかを感じさせることが他にも・・・・
例えば、厚生労働省のキャリア。
この中には、医官といって、医師の免許を持っている官僚もそこそこいるそうです。
他には、法務省なら、司法試験に合格している人もそこそこいるらしいと、ある本で読んだことがあります。
もう、私のような凡人が足元にも及ばないのは目に見えています。
口では、公務員の悪口を言ったり、「お役所仕事だ~!」と罵ったりしたところで、彼らのすさまじい努力や勤勉ぶりを目の当たりにすると、たじたじになることでしょう~!
中には、本当に頭の良い人物もかなりいるらしく、
「一度読んだら忘れない!」といった相棒の杉下右京のようなスーパーマンもいるらしいですが・・・
そういえば、杉下右京も警察のキャリア官僚!
そんな猛烈に優秀な人たちでさえ、とんでもない失態をおかし、今の大騒ぎになっています。
もちろん、どんなに頭が良くたって、間違いはあるでしょうし、自身ではどうしようもないようなこともあるでしょう。
特に中央官庁の仕事であれば、政治的なことで事実が歪められるとか、闇に葬られるというようなこともあるのでしょう。
そして、最後は責任を取って辞職するということになるのでしょうが、それでも、国民やマスコミからしばらくの間は批判をされ、辛い晩年を送ることになるかもしれません。
こんなことを書いていると、なにかしら悲しさを覚えます。
猛烈に優秀な人なのに・・・・・
猛烈に頑張ってきたのに・・・・
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