先日、仕事で尋ねた病院の待合室。
大きなのっぽの古時計がありました。
時報を「ボーン、ボーン~」という綺麗な音色で知らせてくれます。
かなり年代物で、変わった趣味だな?と思ったのですが、よく見れば寄贈品。
恐らく開業当時の院長先生かどなたかの出身大学の医局あたりから寄贈されたのだと思いますが、それにしても年代物に見えます。
そういえば、私の掛かりつけ医の個人病院にも、待合室に大学の寄贈の絵が飾ってあります。
こういうのを見ると、医者と言うのは大学との結びつきが強いのだなということが良く分かります。
考えてみれば、医者になるには、何はともあれ医学部などの医学科で医師の養成課程を修了することが必要です。
最低6年間ですが、・・・・ストレートに卒業できるのは半数くらいで、毎年そこそこ留年する学生が少なからずいるとか・・・・
もちろん、遊んでいて留年するというのではなく、勉強に追いつけず留年するのです。
そもそも、理科系の学部学科では、学年が上になるほど勉強量(実験が大半を占める)は増え遊ぶ間などないのですが、医学部は、その最たるものなんでしょう。
他にも、数学科などの学生もその傾向があるとか。
数学科の場合、自由な時間は多いけど、そもそも数学と言う学問について行けない学生が多いのだとか。
大学の数学って、計算なんてないらしいですよ。
話を医学部の方に戻すと・・・・
そういうハードな修行の場を一緒に戦った戦友とでもいうのでしょうか・・・・
それで、結びつきも強くなり、必然と学閥というのも形成されるんだろうな~って、漠然と思ったりします。
さて、そうやって医学部を卒業したは良いけど、中には医師国家試験に受かることができず、結局医師としての仕事ができないという方も少なからずいるとか。
他には、歯学科や薬学科などの卒業生も、それぞれ歯科医師や薬剤師になれない人もいるとか・・・
当たり前といえば当たり前とも言えるし・・・・
しかし、それまでに掛けた時間とお金を考えれば、
本当にもったいないというか・・・・
まあ、それも人生なのかな~なんて・・・
夏風邪が治まり、夏バテで苦しみながら思ったりしながら、今日もなんとか生きている私!!
それにしても、この暑さ・・・・
エアコン入れて涼しくしてても、体調がおかしいままだし・・・・
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