斜陽大国・・・・・一昔前ならイギリスのことをそう言っていたでしょうが、今となっては日本がそれに当たります。
以前もアトキンソン氏が出ていた番組で、先進各国の給与(時給換算)で日本だけが20年間の水位がマイナスであることが紹介されていました。
私もショックを受けたのですが、イギリスなどは9割も賃金が上がっているのに日本は・・・・
イギリスは1990年に最低賃金の制度を導入し、毎年のように賃金を上げ、あのリーマンショックの時でさえ上げ続けた結果、この20年で9割近く賃金を上げたそうです。
そして、失業率は決して上がったわけではなく、リーマンショックの時は急激に上がったけど、その後は下がっているのです。
失業率が上がっても、リーマンショック級の大不況の時も最低賃金を上げ続けたという事実・・・・
アトキンソンさんいわく、・・・「不況だから賃金を上げるのです。これは世界の常識です。」とのこと。
偶然ですが、昨日別のニュースで「人手不足は人口減少とは関係なく、低賃金による雇用のミスマッチである。」という論評を見ました。
人口増加局面なら、良いものをより安く売っても、トータルの売上は増えるので利益も増え、その結果給与も増やすことができる。
しかし、人口減少社会では、良いものをより安く作ったところでトータルの売上は減少し、利益も減少し、結果として給与も下げざるをえなくて、社員のモチベーションが下がり、離職が加速することになる。
大切なことは、良いものをより高く売ること。
その利益を給与のアップに使うこと。
そして優秀な人材を確保すること。
バブル崩壊やリーマンショックの時に正社員を減らして非正規社員にしたりして賃金を下げた日本の多くの企業。
派遣労働者をはじめ非正規労働者を増やす政策を進めた政府。
その結果が先進国の中でも低賃金で、かつ、労働環境も劣悪な日本という国ができたわけですね。
しかし、日本の官僚や経営者は世界的に見ても優秀な部類だと思っていたのですが、・・・・
世界の常識と言われていることと逆のことをしている今の日本って・・・・・バカ・・・?
無性に腹の立った昨夜・・・・
なかなか寝付けずに0時を超えてました。
ほんとうは007を見ていて遅くなってしまったんだけど・・・(笑)
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それでも、朝は5時前に目が覚め、我慢して布団に入っていたけど結局5時半には起きて、今日も6時半出勤。
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おいおい、まだ勤怠のデータ来てない・・・・
あ、夕方には商工会議所の会員大会がある。
基調講演、・・・・・あ、あの人だ・・・
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さて、今日もなんとか・・・・ガンバロ!
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