昨日の夕方だったか、・・・・スピルバーグのジョーズをやっていたので、少しだけ見ていました。
ちょうど、警察署長が「サメ退治に人を雇う文書に署名しろ」と市長に迫っているシーンでした。
市長が「私としては町全体のことを考えて海開きをした」と、そのせいでサメの犠牲者が出たけど町全体の利益を考えると致し方のない決断だったと言いたげにつぶやいていました。
私は映画が好きなので、こういうシーンはよく見るような気がします。
政治家は経済面を見て判断し、その結果大惨事が起きるというものです。
映画なので、完全に作りものだし、そういう映画のシーンをいっぱい見ることで、「政治家は人の命より経済を大事にするものだ」という刷り込みが出来上がてるような気がしないでもないです。
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さて、今回のコロナ騒動でも、やはり同じようなシーンが出てきます。
それが、Go To キャンペーンの予算・・
この令和2年度補正用予算に1兆7千億円近く計上されているGo To キャンペーンの予算がやり玉に挙げられているようです。
マスク、消毒用エタノール等の物資の確保、人工呼吸器の確保、ワクチン・治療法の開発促進等、国立病院機構・地域医療機能推進機構における医療提供体制の整備、検査体制の確保等々、この厚労省補正予算案で「感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発」のために計上されているのは、トータルで7千億円弱なのに、その後の経済再生のためのGo To キャンペーンの予算は1兆7千億円弱です。
つまり、まだ災害の途中で、その災害対策に7千億円弱、復興のための経済対策に1兆7千億円弱の補正予算ということになります。
これだけ見ると、特に何も思わないのですが、その数字が出た時期が悪い。
いま、まさに災害が起こっている渦中なのです。
・・・・・・ウズチュウではありません。
災害がいつ収まるかもわからないのに、復興のための予算措置を出して、しかも災害を抑える対策の倍以上の金額が計画されているということで、今まさに災害で苦しんでいる多くの国民の感情に火をつけたのでしょう。
NETでは批判の嵐、テレビキャスターも批判をしていました。
復興は大切です。
今のうちから考えておかなくてはいけません。
おそらく復興のためのほうが、お金が何倍もかかるだろうというのも感覚的にわかります。
ただ、今、それを見せるとどうなるかは考える余地があったと思います。
やっぱり「政治家は人の命より経済優先なんだ」と政治に対する不信感が一層加速するだけだと思います。
いまこんなことを書いていることさえ批判されかねないのですが、思ったことを書いてみました。
今は経済対策ではないのです。
命を守る対策をぜひ前面に出してもらいたいともいます。
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今日は、今となっては閑古鳥の無く「働き方改革のオフィス」で当番の日です。
閑古鳥が泣いても、契約があるのでじっと我慢の子で、そのオフィスに出向かないといけません。
パチンコ屋さんが店名公表されても営業するのに近いものがあるかもしれません。
生きるためにはパンを食べないといけません。
家族の分もパンを買うお金を稼がないといけません。
パンが無いならケーキを買うお金を稼がないといけません。・・・本当はケーキは要りません。
自分や家族の生活が脅かされている今、たとえ委員会や本会議をさぼって、何もしなくても庶民の何倍もの給与が入ってくる国会議員には一種の憎悪のようなものさえ芽生えてきます。
「コロナ騒動が収まるまで、国会議員の給与は月にマスク2枚だけにしろ」と言いたくもなります。・・・・言っているのは私だけかも・・・
しかし、今はとにかく政府を信じて待つしかありません。
ほかに、何もできることが無いのです。
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ところで、10万円の申しこみはいつできるのですか?
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