昨年大ヒットした「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」・・・
物語は、鬼にされた自分の妹を元の人間に戻すため、鬼を退治する「鬼殺隊」に入って戦うというものなんだけど・・・
無限列車編は、鬼滅隊の幹部である「柱」の称号を持つ煉獄杏寿郎が大活躍するストーリーになっています。(炎柱という、炎の呼吸の使い手)
私自身は、実は映画もアニメも原作も見てはないのですが、興味があったのでそこそこ勉強してみました。
鬼殺隊の武器は日輪刀という、太陽の何か(良く調べてません)で作った鬼の首を切るための刀です。
鬼は、日輪刀で首を切り取られるか、太陽の光に当たると死にます。
首以外の部分、例えば、胸を日輪刀で貫いてもすぐに回復してしまいます。
さて、・・・・・・
炎柱 煉獄杏寿郎の最大の使命は弱きものを守ること。
そして、鬼の中でも最強クラスの「上弦の参」の鬼と戦い、致命傷を負いながらも列車の乗客を守ったというのが結末になります。
多くの人が感動に涙したそうです。
では、なぜ多くの人が涙したのか?
それは、煉獄杏寿郎の生き方を見たからだと思います。
幼いころ母親から言われた言葉。
「強く生まれたものは、弱いものを守らないといけない。弱き人を助けるのが強く生まれた者の責務です。」
満身創痍になりながらも、「俺は自分の責務を果たす。ここにいる者は誰も死なせない!」
と、気持ちで戦い、その言葉の通り自分の命と引き換えに、みんなを守って死んでいく姿を見たからだと思います。
今の、この国の指導者にも見て欲しいです。
この国では法律が力の源泉です。
法を執行する人、つまり政府が力を持っています。
その政府の中枢、つまり内閣。
そして内閣の要である内閣総理大臣。
官僚が作った文書を読んだところで、その言葉は国民の心には響きません。
ただ、読んでいるからです。
今こそ前を見て「この国にいる者を誰も死なせない!」と力強く言ってほしいものです。
文書を読んでいるだけでは、自滅の刃になってしまいます。
新型コロナウイルスという鬼を切ってほしいのです。
そう、政治生命を掛けて!
自滅の刃は、見たくないのです。
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