昨日の北京オリンピック、男女混合ジャンプの大波乱。
高梨沙羅選手を含む、合計5人がスーツの規定違反で失格になったのは、大きな波紋を呼んでいます。
高梨沙羅選手に関して書くと、太ももの部位が2cm大きかったので失格ということです。
同じスーツをノーマルヒルのときも来ていたということですが、大会期間中に筋肉の太さが変わるので注意が必要なんだとか。
しかし、外国選手も合わせて5人もスーツの規定違反というのは異常であることは間違いないでしょう。
また、ジャンプ後に抜き打ち検査されたのが女子選手だけという報道もあります。
抜打ち検査は1回目のジャンプの後です。
このジャンプが失格となった後の2回目のジャンプに影響しないはずはありません。
なにか、意図があると疑りたくなるものです。
それでも、高梨選手はスーツを着替えて2回目も気丈にジャンプし、98.5mの大ジャンプを見せてくれました。
ジャンプし終えた後は泣き崩れていました。
1回目の103.0mのジャンプが失格によって取り消され、幻に終わったことが悔しかったと思います。
テレビ画面を通して見ていても、見ている方もつらくなるようなシーンでした。
マイナス16℃の極寒のジャンプ台。
筋肉が縮まってスーツが規定違反になったのではないかという話もあるのですが、この規定自体が本当に正しいのだろうかぎもんです。
ボクシングのように、あるタイミングで計って、そのときに規定にあっていえばいいというのではいけないのでしょうか?
ジャンプする前に検査して、サイズの合うスーツに着替えれば良いという規定にはできないのでしょうか?
誰のためのルールなのか・・・
ルールが独り歩きしているような気がします。
高梨沙羅選手、
私は、あなたにエールを送りたい。
堂々と、帰国してほしいです。
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