2週間の有給休暇・・・・
カタールのFIFAワールドカップで、日本人サポーターが掲げていたメッセージが話題になっているそうです。
そのメッセージとは・・・
「Dear My BOSS Thank you For MY 2WEEK OFF!(親愛なる上司へ 2週間の休暇をありがとうございました)」
日本から2週間の休暇を貰ってカタールに来たのか、あるいはカタールの日本法人で働く社員なのかは知りませんが、これが話題になっています。
何で話題になっているのかというと・・・・
日本人ファンからは「いいなー」、「普通ならW杯で2週間も休みをくれない」、「羨ましい」、「2週間の休みをいただける会社の上司最高じゃん。尊敬しかない」との反応が上がったとのこと。
また、「有給休暇はすべての人の権利であるべき」との海外のファンの声に対して、「日本でそれは不可能」、「2週間も休める訳ない」、「心に突き刺さったよ…」、「悲しいね」といった嘆きの声もあったとか。
海外、というか・・・・先進国では2週間の有給休暇というのはごく普通のことなのでしょう。
そして、日本では2週間も有給休暇を取るというのは考えられないというのが今、今ある現実ということです。
先日は、有給休暇の取得促進について建設業の組合で話をさせてもらいましたが、日本でいう有給休暇は、せいぜい1週間連続で取るという場合が長期休暇というところであって、2週間も連続で取るというのはほぼ考えられないところでしょう。
ヨーロッパでは毎年夏の時期に、この程度の有給休暇を取るのは普通であるのに、日本では考えられないと・・・・
この差は一体どこから来るのかと真剣に考えてしまいます。
サッカーでドイツに勝ったとしても、労働環境でドイツに勝つことは永遠に不可能っていう感じがします。
なんか・・・・虚しいというか、なんというか・・・・
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