国家資格を持っているのに月収20万円とか、なんとか・・・・
たまにそんな記事を目にするので思ったことを書いてみます。
私が読んだ記事は教習所の指導員の件です。
自動車教習所の指導員は「教習指導員資格者」という国家資格を持っている人がなっているそうです。
そして、月収がだいたい25万円程度だそうで、新卒でそれならば良い方だけど、命を張った仕事にしては少ないとか。
でも、世の中には国家資格なんてあふれていて、保育士、介護福祉士などは薄給で有名です。
そもそも日本では専門家を軽視する傾向があります。
まず、求人票を見ればわかります。
だいたい、「資格、経験・・・不問」というのが多い。
新卒で会社に入れば、いろいろな部署を回って、何でもできるが表面的なことだけ、というのが多い。
ブラックジョークで「何ができますか?」と尋ねると、「部長ならできます」という答えが返ってくるとか。
まあ、学校教育からしてそういう人材を育てるようにしているので、根深いものがあると思います。
部長なんか居なくても良いのです。
実務ができる人がいないと会社は回りません。
ただ、これまた重要なことだけど、国家資格を持っていても実務が伴わないと話になりません。
医療系の資格のように実務訓練をしたうえで資格を取るということではない場合、資格を持っているというだけではちょっと厳しいです。
ちなみに、私も実務の伴わない国家資格は何個も持っているのですけどね・・・w
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