少し古い映画なんだけど、・・・・・
昨日はそれを見て、結構震え上がっていました。
その映画の表題は・・・・「黒い家」・・・
1999年の映画で、原作は1997年に角川書店から単行本が発行されています。
内容は、簡単に言うと保険金詐欺の話なのですが、・・・・・まあ、なんというか、和歌山カレー事件に似ているというか、あれより数倍も恐ろしいというか・・・・
もちろん、和歌山カレー事件の全貌を知っているわけではなく、もしかしたら、あまりにも凄惨な事実があって公表できないようなこともあったのかもしれないので、これまたはっきりとしたことは言えないのですが。
ただ、・・・・ホラー映画と言われるような幽霊とかモンスターとかがでてこなくても、人の心を持たない人間もモンスターと言えばモンスター。
この映画のキャッチコピーは「この人間には心が無い」だそうです。
ドラマの中でも心理学者が心理分析をするシーンがあるのですが、・・・・・
確かに、犯人の喋り方、目、やることなすこと、・・・・全てに感情が感じられないんです。
役者さんの演技のたまものでもありますが・・・
保険金を得るために平気で家族を殺す。
保険会社の関係者など、疑問を持って近づく者も殺す。
家の敷地に十数体の死体が埋まっているのが発見される。
配偶者を殺して、次に再婚した相手は事故に見せかけて両腕を切断し、高度障害の特約保険を出させようとし、・・・・・さすがにおかしいと保険を解約させようと迫ってくる保険会社の社員を殺し、・・・・・ああ、もう並のホラー映画よりはるかに怖い。
・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、なんで人はこんな怖い映画を見たがるのか?
というか、私自身、怖い映画や話が大好きで、わりとしょっちゅう見たり聞いたりしています。
聞くというのは、最近は朗読動画が結構ありますので、それを聞くこともよくあります。
何かで「怖い映画を見たがるのは、激辛料理を食べたがるのと似ている」という意見を見たころがあります。
なるほど、確かにそうかも。
どちらも、刺激を求めているのだと思います。
普段あまり刺激のない生活をしているから、たまに刺激を求めるのかもしれません。
平凡で平和な生活に慣れると、疑似的に恐怖を感じたいのかもしれません。
しかし、・・・・現実にこんな恐怖が起こると、精神的に崩壊することも・・・十分ありえます。
さあ、・・・・現実に戻って。・・・
えっと、・・・・今日のお仕事は・・・・
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