外国人技能実習生の人権・・・・・

昨日は宇和島市三間町まで行ってきて、コスモス畑をあるいてみました。

 

まだ、6部咲きという感じですが、それはそれは見事なものでした。

 

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さて、先週末、社労士会の研修でビジネスと人権について勉強してきたわけですが、素年前に問題になったのはアパレル業界。

 

昨年末、この宇和島市三間町の少し北に西予市というところがあるのですが、そこの繊維メーカーが某大手アパレルメーカーの二次下請けとして入っていて、技能実習生に対して残業代などの未払いのまま自己破産してしまうという事件がありました。

 

どうも、その某大手アパレルメーカーは、この技能実習生を支援するNPO法人に対して寄付をするという形で未払い残業代を補填したようなニュースが載っていましたたが、これが今後のビジネス界の大きな転機になっているようです。

 

もちろんこの某大手アパレルメーカーは日本の法律では、下請けの未払い残業代の肩代わりをする必要はありませんが、今や、国際的にみるとそれは許されないというご時世になっているようです。

 

この事件もあってなのか、繊維業界への特定技能制度の導入は認められないとのことです。

 

もちろん、繊維業界は新疆ウイグル自治区の児童労働問題があったことも大いに関係があるのでしょう。

 

でも、外国人技能実習生を利用している業界は繊維業界だけではなく、他業界もうかうかしていることはできません。

 

今日は建設業関係を主に訪問してきますが、これからは外国人技能実習生の労務管理が一層慎重にしないといけないこと、日本人との待遇差をなるべく少なくすることなどを伝えてこようと思っています。

 

だれでも休日は、ゆっくりと観光地を回ったり、コスモス畑を見て心穏やかに過ごせるような余裕のある生活がしたいはずです。