毎週火曜日、気が付いたらですが、BS11で「白い巨塔」を見ています。
2003年に放送された、唐沢寿明が財前五郎役をしているドラマの再放送です。
誤診があったとして、亡くなった遺族が、手術をした第一外科の財前教授と大学病院を訴えるというストーリーですが、・・・・・・・
これを見ていて、結構思うところがあります。
まず、この物語は対照的な二人の医師が出てきます。
一人は第一外科の教授である財前五郎。出世欲が強く、がんには外科治療が一番と思っている人物。
特に食道がん治療には絶対的な自信と、それを裏打ちしている技術を持っている。
もう一人は里見脩二。第一内科の助教授?で、患者に真摯に向き合って、患者と共に病気を治療することが大切だと考えている。
教授になったばかりの財前は、ある患者の食道がんを手術した直後、術後の検査で異常の所見があると言う里見や担当の外科医の意見は取り入れず、再検査を拒否ししたまま海外で行われる学会に出てしまい、その最中にその患者は容体が急変して死んでしまう。
遺族は誤診があったのではないかと疑い、弁護士を通して訴訟を起こすが、財前を中心とした大学側は口裏を合わせて異常の所見をもみ消そうとする。
さてさて・・・・・・・・・・
このドラマを見て思うこととは・・・・・・
まず、専門家(この場合は医師)は、出世とか、豪勢な暮らしとか、その専門とすること以外を第一に考えてはいけないということ。
やはり、医師は、患者を治療することを第一に考えてほしいということ。
教授になることに、患者を治療すること以上の力を割いていては、治療が疎かになるのは仕方が無いのではないかと思います。
やはり、財前五郎より、里見脩二の方が立派な医師であると言えるでしょう。
それにしても、上川隆也演じる弁護士への弁護の着手金が200万円って・・・・・・・
上川謙吾演じる社労士さんは月額顧問報酬を数千円アップしてもらうのにアップアップしているのに・・・・・
さあ、今日もクライアントに向き合うことを第一に考えてガンバロウ・・・・
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