中小企業の人事制度とは・・・・・

いつ以来の雨か、パラパラと降って終わりかと思っていた昨日の雨は、実は一日中降り続きました。

 

おかげで昨日は最高気温が30℃を下回ったとのことです。

 

夕方、窓を開けて過ごしていると、涼しい風が吹き抜けて快適でした。

 

ホッとできた1日でした。

 

しかし、・・・・・・・

今日はまたまた猛暑日の35℃まで気温が上がる予報が・・・・・

 

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昨日はテレビ収録で、人事制度について少し話をさせていただきました。

 

中小企業向けの人事制度です。

 

社内で競争をさせない。

全社一丸となって同業他社と競争するための人事制度。

 

社員を各付するための人事制度ではなく、期待する行動を定め、人を育てる人事制度。

 

全社員が期待する行動をしていけば、必ず業績は上がっていくはず。

 

これが、中小企業の人事制度です。

 

大企業の人事制度は社内で競争させ、評価の高い社員には賃金を多く上げて、評価の悪い社員は昇給額も少なくする。

 

失われた30年時代には、評価の悪い社員は降格(職能等級を下げること)するなどして、基本給が下がるようにしたりもしていました。

 

給与が下がればモチベーションは下がるので、やがて自分で辞めていきます。

 

能力のある社員が残っていくが、その能力のある社員でさらに競争をします。

 

つまり、社員の能力もどんどん上がるという仕組みです。

 

まあ、これが大企業の人事制度の狙いでもあるのですが、中小企業でこれをやっていると仕事が回らなくなってしまいます。

 

中小企業は全社一丸となって、同業他社と競争しないといけません。

車内で競争して能力の高い社員だけにするという余裕はありません。

 

人を育てる人事制度を導入しましょう。