まだ、私が社労士になってあまり年月が経っていないころ、中小企業向けの人事制度を教えてくれるという人物がいるということで、その人の人事制度構築支援のセミナーに参加しました。
確か、場所は香川県高松市だったと思います。
2泊3日だったか、かなりのボリュウムのセミナーでした。
もちろん、受講費もそれなりにかかりました。
大企業で人事制度を運用していた私にとって、他の社労士との差別化ということでは人事制度が一番だと思って勉強しました。
それから何年も経って、昨年の終わりに後継者会を作るという知らせが入り、直ぐに参加の名乗りを上げました。
今年に入って2月だったろうか、・・・・・もう一度先生の事務所に出向き、岡山や広島の後継者会メンバーと一緒に朝から夕方まで2日間、再び人事制度の教えを受けました。
そして4月から後継者会の活動は始まり、2か月に一度オンライン会議で後継者会の面々の進捗具合の報告や、どづやってこの人事制度を広めていくかなどの話し合いがもたれました。
そして、私も11月にこの人事制度の企業支援を始めることになり、もう、嬉しくて嬉しくて、先生に電話でそのことの報告しました。
先生も喜んでくれました。
でも、それが蓮室先生との最後の会話になりました。
12月28日に、定例のオンライン会議が予定されていたのですが、先生の晴れやかなお顔を見ることはできなくなりました。
ほんとうに、今年は私の身の回りも激変の年でした。
「人を育てる人事制度」
弔い合戦ではありませんが、これから、この「人を育てる人事制度」を1件でも多く採用してもらうよう日々努力します。
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