「人を育てる人事制度」は、その目的が違います・・・

まさか・・・・・

 

昔、当時の総理大臣が、「世の中には3つの坂がある。一つは上り坂、次に下り坂、そして、最後の一つに【まさか】という坂がある」と言ってました。

 

それが身近に起こったのが、まさに今。

 

先日から書いていますが、人を育てる人事制度の生みの親である蓮室先生が亡くなられたということです。

 

今夜がお通夜で明日が告別式だとか。

 

岡山市なので無理をすればお通夜には出られるとは思いますが、無理して事故などを起こしてもいけません。

 

また、明日は企業支援を控えていますので、心の中でご冥福を祈るつもりです。

 

後継者会の皆様には、お通夜や告別式に参加される方々も複数いらっしゃるようですが、私は不義理をさせていただきます。

 

昨年の終わり、「もう、歳も歳なので、そろそろ後継者を育成していこうと思って、この後継者会を作った」とおっしゃられ、全国で約30名の後継者が各地区に分かれて集まって、これからみんなで広げていこうと取り組み始めたばかりなのに・・・・

 

まさか、こんなに早く逝かれるとは・・・・

 

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蓮室先生の人事制度の根本は、制度導入の目的が普通の人事制度とは大きく違うところです。

 

普通の人事制度は、従業員の管理をするため、もっと具体的には昇給額や賞与額を決めるためにあるといっても良いです。

 

一方、蓮室先生の「人を育てる人事制度」は、評価はするのですが、それは従業員を育てるため、より良い評価になるように育成するためです。

 

昇給額や賞与額の決定は、二番です。

 

人手不足の時代、従業員を大事にしない企業に未来はありません。

 

人を育て、企業が発展し、その結果、社員に幸せになってもらうというのが「人を育てる人事制度」です。

 

そのためのカギが、資格等級制度と評価制度にあります。

 

来年はもっともっと、この「人を育てる人事制度」を強力に提案していきます。