今年のNHKの大河ドラマ「べらぼう」を見ていて、毎回結構身近に感じてしまうんです。
今回(第6回)の放送では、鱗形屋が偽版の本を売りさばいて捕まるという話だったんだけど、・・・・なんか、それが社労士が虚偽の申請をして捕まるというのに見えてしまって・・・・・
今年の大河ドラマは結構、裏と表をしっかり見せるというものであって、素直に好感が持てます。
そもそも、物語の舞台が「吉原」!
そもそも、売春を商売にしている世界なので、初めっから裏の世界に近い。
また、平賀源内という有名な歴史上の人物が出てくるけど、これまた有名な田沼意次に頼まれて危ない仕事(偽の文書作り)をするというシーンも出てくる。
決して良いことではないけど、それをするにはいろいろ理由があるってことで、世の中そんなことだらけ。
これは現代でも多かれ少なかれそういうものだと思います。
今でも事実上の売春をしているソープランドというのが合法的に経営されているし、偽版なんて・・・・・
もう、インターネット上にはバンバンと海賊版が出回っているようです。
で、・・・・・冒頭に戻って、社労士をはじめ、士業と言われる人たちであっても、やはり警察に捕まるような悪いことをしている人もたまにはいるし、そこまでいかなくても懲戒処分をされている人は結構いるのです。
社労士の場合は、やっぱり助成金の申請に虚偽行為があるというのが多いようです。
助成金の内容って、申請要件などが毎年変わるので普段からチェックしていないとクライアントにも説明できないし、嘘を言ってしまうこともあって、あとあとトラブルになりやすいです。
鱗形屋さんだって、本当は偽版など作りたくはないはずです。
社労士だって虚偽の申請などしたくはないはずです。
やりたくなくても、結果としてやらざるを得ないことになるということもあるでしょう。
なんか、そんなことを「べらぼう」を見た後思うんです。
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